こんにちは!詠美です!
10月11日土曜日に、TFU教育フォーラムが開催されました!
残念ながら私たち3年ぴよねっとメンバーは
参加することができなかったのですが、
4年生さんと3年参加者が教育フォーラムの記録をまとめて下さいました!
d(゚Д゚)★スペシャルサンクス★(゚Д゚)b
ぜひご覧下さい(o(。・д・。)o)
TFU教育フォーラム2014 保育者対象分科会
=ワークショップ「子ども理解」と対話=
—遊びのなかの《学びの芽生え》を見る、語り合う−
日時:2014年10月11日(土)13:10〜15:30
会場:東北福祉大学国見キャンパス6号館 641教室
幼児期の教育は、“遊び”や“生活”といった直接的かつ具体的な体験(五感による感受)を通して行います。保育者は、子どもの興味や関心に焦点をあてて、没頭して遊ぶ(学ぶ)子どもの成長を支え、心情・意欲・態度という〈生きる力の基礎〉を育んでいきます。
このたび【TFU教育フォーラム2014】の午後の部『保育者対象ワークショップ』におきまして、実際の子どもの遊ぶ姿(動画コンテンツ)をみて《学びの芽生え》をよみとり、語り合う、学び合いの機会を設けさせていただきます。
《学びの芽生え》とは? ・種々の事柄の不可思議さへの気づき
・面白さを生み出すしくみへの気づき
・仕組みを試しながら作り出すことに取り組む
◯参加人数
・保育現場(保育所・幼稚園)5名
・他大学関係者6名
・本学卒業生16名
・4年生20名、3年生8名、2年生1名
合計56名
↑ 秋晴れの中、たくさんの方々に
ご参加いただきました。
◇挨拶
まずは、本日の趣旨などについて、和田明人先生からご挨拶がありました。
以下、和田先生のお話しです。
子どもが夢中になって遊んでいる日常の行為・状況から、その内的な世界に迫り、子どもの成長
を理解していくには、複眼的視点と創造的な思考力を養う必要があります。
そのためには、保育者が日頃から自らの実践をオープンにしてお互いに語り合い、それぞれの視
点や思いを重ね合うことが不可欠です。
そこで、いつもの研究・研修会や会議とはちょっと違うやわらかな雰囲気の中で、ご参加のみな
さんでお話し合いをしてみようと思います。
いろいろな人同士で、それぞれの気づきや思いを聞いたり伝えあう中で、自分の考えもさらに深
まったり、アイディアが浮かんだり、新たな仲間ができたり... ...
なお、このワークショップでは、楽しく学び合えるような{園内(所内)研修}の行い方などに
ついても、わずかながらご紹介いたします。当研究会終了後に、保育についての新たな視点や学び
合いの手法を、それぞれの現場にお持ち帰りくださればと願っております。
☆ガイダンス
続いて、ファシリテーターの利根川智子先生により、4〜5名で1グループとなるグルーピングを行いました。そして、本日のねらいなどについて確認し、グループ内での対話や発表などにおいては、その都度メンバーを組み替えて行いながら、参加者各々の気づきや省察を深めていくという旨の説明がありました。
ねらい:子どもの遊びに見る「学びの芽生え」をよみとり語り合う、学び合いの機会とすること。
複眼的思考とクリティカルな思考力を養うヒントを得ること。
いつもと違う雰囲気の場で語り合うこと。
◇第一セッション 映像コンテンツ「大胆な研究者」
問:子どもにとってはどんな楽しみがあり、遊ぶ中でどんな
ことを知っていくでしょうか?
保育者として、どのような対応をする/しないでしょうか? また、それはなぜですか?
発表:水の性質に関しての子どもの気づきに焦点を当てたグル
ープや、保育者の関わりに関して焦点を当てたグループ、タオルやビニール袋など、水に+αで遊びを展開させた場面に焦点を当てたグループなど様々な気づきがあった。
↑ 穏やかにセッション を進行する利根川先生
◇第二セッション 映像コンテンツ「大小のブロックで遊ぶ」
問:子どもたちは、ブロックで何をしようとしているでしょうか?
また、この活動をすることにより何を学んでいるでしょうか?
保育者として、どのような対応をする/しないでしょうか? また、それはなぜですか?
発表:失敗を経験させることもよいことだ、見守りながら一緒に考えることも大切だ 等々
講話:子どもたちの遊びの発達段階からみて積み木の在り方、積み木の使い方、遊び方の教えなど
について、岩手県立大学の井上孝之先生からお話をいただいた。
↑ お話しくださった井上孝之先生(岩手県立大学)
↑ 先輩方にもたくさん来ていただきました!
◇第三セッション 映像コンテンツ「どろんこの中で遊ぶ」
問:子どもたちは、どろんこ遊びで何を楽しんでいるでしょうか?
また、どのような体験となるでしょうか?
子どもたちが楽しめるように、どのような働きかけをしますか/しませんか?
発表:足で踏んで、手でさわって、身体につけて、友達とも付け合って、砂や泥の感触を楽しむ
姿に焦点を当てたグループ、子どもが楽しめるように、遊んだあとに保育者がどのような
関わりをし、達成感を味わえるように促す援助を考えたグループなど様々なものがあった。
←「子ども理解と対話」の場面での模造紙を通じての対話の様子(和田ゼミ4年生)
☆インタビュー・・・一般参加としてご参会いただいた方々にご見解を伺ってみました!
日々追われて子どもの可能性に目を注ぎきれない中で、全てを行うということは無理がある。そのために、どのように優先順位を持って現場での整理を行うのか、メリハリを持って行えるように現場で活かしてしていきたい。グループを組む時に、学生と一緒のグループに入り、ピュアな意見も聞いてみたい。 (一般参加 青葉台保育園 丹野都先生)
“ワークショップ”という活動自体に参加するのは初めてであった.ワークショップの中で様々な保育者の話を聴き、「もっと若い先生方から聞いてみたい」「自分の園でも実践してみたい」と感じた。また、要望としては、学生の意見も聞いてみたい。 (一般参加 青葉台保育園 藤原幸子先生)
今回のワークショップに参加してみて、使用する映像が適切であることの大切さを感じた。適切な映像とは、現場の保育者は自分の経験から話ができ、学生は学生なりに意見を出せるもののことである。今後は、ワークショップの運営を学生にし、開催の回数も増やしていくことが出来れば、更なる学生の学びになると思う。 (岩手県立大学 井上孝之先生)
◇まとめ
最後に、本日の学びのまとめとして、和田先生から以下のようなお話しがありました。
☆保育の質を高めるために大切なこと
I. 保育を「省察する」(振り返る)こと
① 保育の記録をとる
② 子どもの行為の意味や、経験している内容を読みとる
③ 自分の関わりを深く振り返る
II. 職員間で保育を「語り合う」こと
保育者の成長のためには、
・ 多様な他者に対して個人個人がひらかれていること
・ お互いの見方や行為を収奪し合えること
・ 自分の見方や行為を協同的に「省察」できることが大切
そのためには、共感的なかかわり合いを支える場を気づいていくことが必要
III.複眼的視点と鑑識眼的評価
① 単に「できた」、「できない」の目的準拠型の評価ではなく、子どもの発達のプロセスに注目したり、子どもの姿を語り合い、その育ちに対してたような見方を許容しあう
② 同僚とともにそれらを味わうような「対話」を中心とした鑑識眼的な評価が大切
IV. 保育者の育ち合いが起こるような園内の体制や風土を形成すること
① 園内において保育者同士が子どもの姿や保育のことについて、生き生きと語り合える雰囲気や風土を生成する
② インフォーマルに子どもの姿を語り合ったり、園内で語り合えるような体制をつくる
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時間がないからこそ、
工夫しましょう!!!
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☆「対話(語り合い)」を育むための工夫
職員同士の「対話(語り合い)」を育むために、何を用意し、どのように進めていけばいいか。
以下にあげるものすべてが必要なわけではなく、園内研修の持ち方や状況に応じて用意してみる。
◎園内研修で用意するもの
①ホワイトボード(黒板)や模造紙
参加者の意見を整理したり、議論の方向性を示すのに用いる
②ポスト・イット(付箋)(人数分×数枚)
自分の視点や気づいたことを書き、誰もが声を発しやすいようにするために使う
③筆記用具
ポスト・イット(付箋)や模造紙を使う場合には、マーカーペン(フェルトペン)を用意する
④配布資料(事例などある場合)、映像資料、写真など
事例を持ち寄って園内研修を行う場合には、事前に配布して参加者に読んでもらったうえで園内研修を開始することで、時間の効率化が図れる
・簡単なワークシート(B6版サイズくらいのもの)を一緒に配布し、各自で自分の意見や感想を記入し、それを持参して紹介し合うことで、議論が活発化する
・事例は事前に配布しても、園内研修の場で事例を提供する人が音読し、その書かれている内容や雰囲気を参加者みんなで共有する
⑤映像資料、写真、再生機器、プロジェクター、スクリーン
・文章による記録だけでなく、映像や写真を用いると、その場のことがイメージし易い
・プロジェクターとノートパソコン1台、USBでつなぐスピーカー(5000〜10000円くらいあればいいものが買える)があれば、DVDもデジカメで撮影した写真も、みんなで観ることができる
・最近のプロジェクターは壁や模造紙、布などに投影することも可能
⑥椅子・机
稼働できるものであればなおよいが、椅子や机はなくても、全員が1つのホワイトボードや映像を観られる空間と、小グループになれるスペーすがれば問題ない
⑦お茶やお菓子
意外なほど必須アイテム!
ちょっと一息つける雰囲気をつくることはとても大切
☆ファシリテーター役と記録係を決める。
・ファシリテーター役は、「語り合い」が円滑に進むように手助けをし、自分もさりげなく参加し
ながら、一人ひとりが無理なく安心して、自分の思いを出せるよう配慮する役割を担っていく
・記録係の人は、自分のノートに記録するよりも、ホワイトボードや模造紙などを用いて議論の
プロセスや傾向が見えるようにしていく(可視化)
Ⅰ ミニカンファレンス
・園児全員が年間に1回は必ず対象となるように行う
・1回に行う対象児は多くても2〜3名程度
・参加職員は4〜5名程度(回数を多くする)
・勤務体制に合わせ、参加可能な職員で行う
・1人の子どもに30分くらいのカンファレンスが目安
・週に1回、時間は60~90分を目安に無理なく行う
・対象児のエピソード記録や児童票、写真等を添付し、事前に参加者に配布する
・参加者は事前に資料に目を通し、所定の用紙に意見や感想を書いて参加する
・カンファレンスには園長・主任が立ち会う
・対象児の保育士はカンファレンスの記録をまとめ、クラスに帰って報告を行う
・クラスにおけるその子への保育方針の検討を行い、その結果を実際に保育に反映させる
Ⅱ 15分間MTG(ミーティング)
・毎日、保育時間中に各クラスのリーダーが集い、保育の中での気になる子どものことや、運営上共有することが必要な情報交換を行う
・クラス内でも午睡の時間などを活用して、今日の保育の中での気になる出来事や共有することが必要な情報交換を行ったり、今日の保育や気になる子どものことについて振り返ったり、子どもや保護者に対して必要な対応を検討するとよい
・クラスの今日の保育を振り返り、今日のそれ以降の保育を円滑に進めるために役立てるほか、明日の保育につながるような省察のための場(時間)
・限られた時間内に話し合いを進めるため、リーダーは効率的に情報が共有されるような工夫を行う
Ⅲ 15分間ダイアローグ
・毎日、決まった時間になるべく全職員が集い、(昨日のまたは今日の)保育の中で、うれしかったことや、心が動いたことなどのエピソードを語り合う
・朝の時間や、午睡の時間、夕方の時間などを活用して、子どものことや自らの成長について振り返り、思いを共感する
・今日の(明日の)保育に思いこめて前向きにやりたくなることにつながるような感覚を共有するための場
・限られた時間内ながら、参加者相互に思い思いの感情を重ね合う
− 参加者アンケートより(一部抜粋) −
一般参加の方々
○A保育園 S・F先生
日々時間に追われ、保育士間でも語り合いたいと思っていながらできずにいましたが、時間は作るもの!
語り合いの時間をつくり、小さな気づきを読みとり、子どもの気持ちに寄りそっていきたいと思います。
○W幼稚園 M・I先生
幼稚園教諭を続けている中、沢山の先生方や学生の方々から意見をいただき、ぐんと視野が広がったように感じます。忘れかけていた、保育において大切なことを、今後、園に持ち帰り、実践に生かしていきたいです。
またこのような研修に参加し、向上していきたいと思います。
福祉大の学生の方々、卒業生の方々の発表・考え方に驚き、感動しました。
○W幼稚園 M・Y先生
自分だけでは考えつかないような意見を聞くことができ、とても参考になりました。保育者間で語り合うことの重要性や意義を改めて知ることができ、今後の職場でも生かしていけたらと思いました。ありがとうございました。
○O幼稚園 A・Y先生
様々な地域の方々と対話することができ、よい経験となりました。学生のうちから、グループワークを経験するのは、様々な考え方を知ることができるのは素晴らしいと思います。
自分の気持ちや考えを伝え、相手の気持ちも知り受け入れることが大切だということを改めて感じました。
学んだことを発信していかなければいけないと思いました。
○T大学 K・M先生
たくさんの学生さんたちの話を聞くことができ、私自身たいへん勉強になりました。
他人の考えを聞くことで、様々な視点で子どもを理解することができるようになるのだと思います。対話的アプローチは、こうした省察を深める田mにはよい方法であることをあらためて実感しました。
今日はありがとうございました。
○I大学 T・I先生
利根川先生、お疲れさまでした。ゆったりと楽しみながら学生さんたちと語り合うことができました!
○I大学 H・Sさん
ブロックやつみき遊び、どろんこ遊びを通して、子どもたちにどんなことを感じ、学んでほしいのか、ということを保育者が理解し、ねらいとして持っていなければ、ただの遊びとして終わってしまうのではないかと感じました。もっと勉強が必要だなと思いました。
福祉大のみなさんとお話し、いろいろな考えを聞くことができ、とても貴重な時間を過ごせました。
現場で働かれている保育士の方々の話も聞いてみたかったなと思います。今日はありがとうございました。
○I大学 M・Nさん
様々な子どもの日常的な場面を見て話し合ってみるだけで、子どもの考え、気持ち、背景等を今までとは違う視点で見ることができました。子どもの見方によっては困る行為、怒りたくなる行為だとしても、一息・一瞬、その子の行為について考えると保育者の関わり方も変わっていくのだとわかりました。
保育の中でつねに「なぜ?」「どうして?」を考え、語り合うことが質を高めることにもつながるのだと感じました。
学生のうちに同じ職を目指す仲間が近くにいて、実習での経験をもとに自分の考え、思い、行為を語ることが出来る機会が多いので、本日のことも仲間に伝えたいと思います。
本日は貴重な機会をありがとうございました。
○A大学 T・K先生
子どものもつ学びの可能性は無限ですが、それを読みとり、形にするのは保育者の視点だと思いました。複眼的な視点で捉えたとしても、1人では限界があり、誇り合うことは非常に大切だと思います。
一方で、こうした子どもの学びの芽が、小中高できちんと生かされているか、摘み取られてはいないか気になりました。
本学卒業生の方々
○M認定子ども園 Y・I先生
様々な地域で、いろいろなタイプの先生方とお話しできて、有意義な時間でした。
対話は短い時間でも有効的ですね。園でもさらに深くなるよう働きかけていきたいなと感じました。
○H保育園 I・A先生
半年前まで学んでいたことを現場で色々試してみて、それを現場の先生と話してみて共感してもらえたことが明日への意欲につながりました。
とても楽しかったです。ありがとうございました。
○H保育園 A・S先生
自分一人では気付けないことを複数の視点で見ることによって気づくことができる喜びを感じました。一人ひとり見る視点、感じていることが異なり、対話っておもしろい!すごい!と改めて。
自分の園でもやってみたいです。まずはクラスから。同期の先生と…。
久しぶりにこの感じ、楽しかったです!
○R保育園 M・I先生
大学を卒業後、初めて再び現場で働いている方と語り合うことができて、自分の見方だけでなく他者の見解に触れて、視野が広がりました。
初めて会った方とざっくばらんに語り合える環境、すごくすてきだなと改めて思いました。
現場に出ていると毎日することに必死すぎて子どもたちの姿についてこんなにじっくり語り合える機会があまりなかったので、自分自身の保育の省察について考え直そうと思いました。
貴重な時間、ありがとうございました。
○J保育園 K・K先生
水遊びの映像以外は、学生の頃一度見たことがあったが、そのころの発見とまた違う発見があったり、他の意見を聞いてまた新たな気付きを得ることができた。
今日、出合った先輩と仕事の話ができたのも本当によかった。今の職場に流されてしまったこともあると反省した。
ここで改めて感じることができた向上心を忘れず子どもとむきあっていきたい。
○W幼稚園 A・N先生
学生さんや、他の職場のほうの意見が聞けてよかった。学生さんたちの気づきもすばらしくて、子ども一人を見たときの気づく心をもっていきたいと思いました。
現場に出てしまうと、時間がなくて、あっという間に過ぎてしまう一日の中にも、子ども一人一人のドラマや育ちがあることを頭に入れ、保育していきたいと思います。ありがとうございました。
○M幼稚園 A・F先生
毎日の仕事の中で子どもの行動を見て深く話し合う機会がないので、とても良い経験となった。
受け持っている年齢によっても考え方や捉え方も違って、勉強になった。もっと子どもの様子を観察し、考えていく必要があると思った。
○M幼稚園 K・H先生
幼稚園と保育でも対応が違う。働きかけetc
自分一人で考えるよりも複数の視点で見ることで違う考えを得られることを改めて感じた。
また明日からの仕事に良い刺激をいただきました。ありがとうございました。
学生(本学4年生)
○E・Rさん
子どもたちが遊びの中で様々な“気づき”をしていることを改めて学ぶことができた。
子どもたちが何を楽しいと感じているのか、何をしたいと思っているのかを理解することで、子どもたちの学びの質を高め、幅を広げられるのだと感じた。
多くの人と話し合いをし、様々な角度から保育を見つめ、考えることができた。私は教職(小学校)課程であるが、とても有意義なワークショップとなった。
○K・Kさん
こんなに短い場面でもたくさんの人が集まるといろいろな意見が集まり、様々な視点から考えることができた。子どもたちは何に気づいたのか、何を学んだのか、また、保育士はどのような働きかけをなぜ行うのかというふうに考えていくことで保育を深めていくことができることがわかった。
まだまだ勉強しなければいけないことがたくさんあることを知った。実際に保育をするまで、学生のうちに保育を深く考えてレベルを高めていきたい。
○S・Sさん
大学の先生のお話を聞けたことがすごく大きかった。自分がただ「ここすごい!」と思った場面であっても、大学の先生方に「保育者はこういう配慮をすべきではないか?」「子どもたちはこういうことを学んでいるのではないか?」と、私にはなかった意見をいただくことができ、感動した。
○M・Sさん
「省察をすること」の大切さを言葉にすることで実感しました。
子どもを定てるということは、自分も育つということであり、学び続けられる環境は自らつくっていくものだと実感しました。現場に入った際に、自分の力をどこまで信じることができ、保育者として成長することができるかは自分次第だと思いました。
語り合うことは、自分を言葉で振り返るという点でとても重要なことだと思い、これからも自分を見つめて子どもと向き合えるよう努めたいです。
○Y・Sさん
一つの事象から、いろいろな人とお話をしていろんな意見があってそれを知ることができたのでとてもよかった。
現場に出たら、このビデオの内容も一度しか起きないことであるし、他にもさまざまなことが阿こる中での1つだと思うからしっかりとみていきたいなと思った。また、保育を振り返ること、次にどう繋げていくか考えることがどれだけ大切かを改めて思った。そして、それができる環境、保育者同士で話し合う環境が必要であるとも思ったので、それができ、こうなりたいと思う保育者像に近い園で就職して頑張りたいと思った。見方が変わるだけでなく就職まで考えさせられたとても貴重な時間になった。
○M・Uさん
映像を見るだけで終わらず、言葉にして、それをグループ内で交換することで異なる見方が発見できた。(積み木で空洞をつくろうとしていたことなど!)そして、何度か映像を見ることで、子どもの行動を分析できたが、現場では一度しか、もしくは見ることができないかもしれないと感じたため、察する力を身に付けたいと思った。
以上です!
記録者
11KC031遠藤美紗 11KC066小池由香里 11KC082佐藤すず
11KC097嶋田笑子 11KC195鵜川茉美 12KC067熊谷夏澄