平成27年5月14日 3年生実習指導



こんにちは、天野です^^

今日は、先週に引き続き4年生との情報交換会が行われました。
今回は障害系の施設に実習に行った方々が来てくださいました^^










緊張してるかなーと思ってましたが、みんな実習の内容を
思い出しながら楽しそうに話をしていました。

施設ごとに、4年生の話していた内容から重要だと感じたことを
少しずつではありますが記載していきます。
実習生が行った施設特有のものもあるかもしれないので

参考程度に読んでいってもらえればと思います(「゚ー゚)



<生活介護施設>
・職員のほとんどが生活指導員だった
・食事介助や歯磨きの援助、歩行訓練などを行った。
・非言語コミュニケーションをとる利用者に対しては、

 文字盤を使って会話のやり取りをすることもあった。

 また、文字盤のほかにも、目線やジェスチャーから意思疎通を図った。
・絵本の読み聞かせは人気があり、視覚で訴えかけられるものが良い。
・パペットを使って話しかけると、好反応が得られた。
・昼食後の余暇時間は自由活動ができるため、利用者と関わる良い機会になる。
・利用者個人としっかり向き合うことで、利用者も実習生のことを受け入れてくれるようになる。
・利用者はグループに分かれて作業を行っているため、実習生は順番に入って実習を行った。
・利用者の名前を早い段階で覚え、名前で呼ぶように心掛けた。














<障害者支援施設>
・食事の際は、介助をするというよりは、話をしながら楽しく食べることが多かった。
・利用者に対しては、積極的かつ笑顔で関わっていくことが大切。
・利用者の名前をきちんと憶え、受け入れる気持ちを忘れずに接する。
・障害の程度によって活動の内容は異なる。
・利用者に何かを頼まれた時は、勝手に判断するのではなく、

 職員に確認してから活動に移るようにする。
・障害の種類は様々なので、1つひとつ理解しておくことが重要。

 事前学習シートの中で障害に対する内容を調べると思うので、

 その内容をさらに細かく把握しておく必要がある。
・常にどこに誰(利用者)がいるか把握しながら活動する。
・職員と同じことをしても受け入れてもらえないこともあるが、めげずに働きかける。


















<児童発達支援センター>
・発達障害や自閉症、肢体不自由等の障害を持っている幼児が入所していた。
・手遊び、パネルシアター、絵本の読み聞かせを行った。

 指導案を書き、部分実習を行うこともあった。
・職員がどのような指導を行っているのかをよく観察する。

 そして、子どもがどこまでできるかを理解し、援助することが大切。
・活動する際は、全体を注意深く見る必要がある


<福祉型障害児入所施設>
・言語障害を持った利用者もいるため、利用者が何を自分に伝えようと

 しているのか、その意図を感じ取ることが大切。
・利用者と関わりを持つ前に、必ず障害の程度や入所理由などを把握しておく必要がある。
・施設によって、文化財は危険なものとして扱う場合もあるため、

 事前訪問で文化財の持ち込みについて確認しておいた方が良い。
・入浴介助や食事介助など、積極的に働きかけ、挑戦することが大切である。
・衣服の着脱補助を行う際は、全部やってあげるのではなく、

 利用者ができるところまでは自分でできるように活動を促す。
・食事介助を行う際は、誤飲をしないようにゆっくり食べるよう声掛けを行う。
・責任実習を行う際は、内容は簡単なものを用意する。
















<就労支援施設>
・様々な障害を持った人が利用しているため、障害の特徴を理解しておく。
・聴覚障害の方が施設にいる場合は、手話通訳が必要となることもあった。
・服装はポロシャツやジャージなど、動きやすいものが良い。
・利用者には敬語で接し、笑顔で挨拶をする。
・“やってあげること=支援”ではない。自分で出来る事を少しでも増やしてあげることが大切。
・利用者それぞれの性格を配慮し、対応を1人ひとり変える


<福祉型障害児入所施設>
・利用者一人ひとりが、自分で出来る事は自分でできるように働きかける。
・利用者は環境の変化に敏感なため、臨機応変にフォローしていく。
・利用者との関わりの中で大切なのは、“褒める”ということ。
・声をかけることでスキンシップを取り、関わりを持っていく。

















<知的障害児通所施設>
・幼児が通所している施設。
・保護者との関わりを慎重に行っている。
・職員と実習生では、子どもの反応が大きく異なるため、子どもとの関わりに苦戦した。
・自由時間には、積極的に子どもと関わるようにする。
・障害についての勉強をしっかりと行っていく必要がある。
・子どもが一人でできたときには、おもいっきり褒めてあげる。


<医療型障害児入所施設>
・指導案作成を行う時は、保育所とは作成方法が異なる。
・設定保育を行う際は、利用者を観察し、利用者の障害の程度などに合わせた指導案を作成する。
・衣服の着脱補助を行う際、麻痺を持っている人の場合は、

 着せるときには麻痺がある側から、脱がせるときは麻痺がない側から行うと良い。
・移動の際は、怪我がないように細心の注意を払う必要がある。
・服装は、エプロンを多めに用意し、作業場所によって靴も変えていた。
・利用者は免疫力が低い方が多いため、感染症や菌の持ち込みは絶対に合ってはならない。
・保育のケアというより介護的な面が大きいが、そのような環境の中で

 保育の技術を十分に生かした実習が期待される。
・利用者と関わる際は、職員の関わり方を参考に、積極的に働きかけた。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



話を聞いていて感じたことは、どこの施設でも
・利用者の名前を覚える
積極的に関わりを持つ
・疑問に思ったことがすぐに質問する
・何かあればすぐに報告する
・“褒める”ことが大切
というようなことが挙げられているように感じました。

障害系の施設では、対象が子どもだけではなく自分より年上の方もたくさんいらっしゃいます。
障害の種類も様々なので、実習に行く前にしっかりと勉強していきましょう(^O^)



最後まで読んでいただきありがとうございました!!