平成27年5月21日 2年生実習指導




こんにちは☀
ぴよねっと4年の天野です。


実技デモンストレーション
―文化財プロジェクト―

今日は、保育士課程4年生が参加して、実践を踏まえながら

文化財についての説明をしてくださいました。
今日参加してくれた4年生は、児童文化財プロジェクトの方々です。
ペープサートやパネルシアター、手袋シアターなど、様々なものを見せいただきました。



それでは、さっそく実技デモンストレーションスタートです!!


<ペープサート>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

割りばしやストローに絵を描いた紙を貼って演じます。
シルエットクイズにしたり、物語の読み聞かせをしたりと、バリエーションは様々!
ペープサートには、子どもたちの興味関心を高めたり、集中力を高めるという効果があります。
子どもの興味関心に合わせて、演じる内容を変えることができるのも特徴の一つです。

作る際のポイント
・子どもが見やすいように、大きめに作成する
・色画用紙やポスカを使って、はっきりと色を付ける(色鉛筆だと薄すぎる)
・持ち手の部分は、割りばしを1膳使った方が良い(割ると強度が下がる)
・持ち手にビニールテープやマスキングテープを付けるといい

演じる際のポイント
・ペープサートが前後に傾かないようにする
・話をしているペープサートだけを動かす(どれが話しているのかわかりやすいように)
・話の内容に合わせて、大げさに表現する

今回は、風船のペープサートの作り方を説明してくれました。
 →表・・・風船の形に切った画用紙を貼る
  裏・・・表の風船の色に合わせた絵を貼る
  Ex)表に赤い風船を貼ったら、裏にリンゴの画用紙を貼る 等
「黄色い風船 るるる そっと風にあげたら 
 ふわふわ ふわふわ 黄色い○○になった♪」
色の部分と○○の部分を変えれば、アレンジの私大は無限大です!
簡単に作成できますし、子どもも楽しんでくれるので、持っておくと役立ちます!!



<紙皿シアター>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて見た人が多かったようで、「お~」「すご~い!」という声が聞こえました。

作る際のポイント
・紙皿を選ぶ際は、なるべく平らなものを(絵がかきやすく、回しやすい)
紙製でないと、水をはじいてしまい色が塗りにくい
・見やすいように大きめのものを用いるといい

演じる際のポイント
絵が変化する様子を楽しむことができる様に工夫する
・子どもの反応を見ながら回すスピードを変える

題材を選ぶ際のポイント
・もぐもぐ食べたり変身したりするものが良い(絵の変化が楽しめるもの

また、はらぺこあおむしの紙皿シアターについての説明もありました。
簡単に作ることができるので、とりあえず何か文化財を作ってみたいという方は是非!!



<名札>

 

 

 

 

 

 

 

 

名札は、
・キャラクター物はダメ
・縫い付けなければダメ
・名札は施設側で用意する
などなど、実習を行う園や施設によって指定は様々です。
事前訪問の際に忘れず確認を取りましょう。

名札を制作する際は、ひらがなで名前を付けるだけではなく、

キャラクターをくっつけたりすると子どもに人気がでます。
100均に売っている材料だけでも十分立派な名札が作れます。
また、安全ピンはロックが付いているものがオススメです!
 →子どもに引っ張られても取れる心配が少ないです^^



<自己紹介>


 

 

 

 

 

 

 

 

 

演じてくれたのはぴよねっと4年の金谷!
面白い自己紹介をたくさんしてくれました^^

・画用紙がパタパタなって自己紹介できるもの
・封筒の中に画用紙を入れて自己紹介を行うもの
を実践してくれました。
自己紹介の種類や方法は様々なので、自分に合ったものを探してみましょう(*^_^*)

ポイント
自己紹介の際は、自分の名前を動物などで1文字ずつ表現すると良いです!
 Ex)「あまのの“あ”は、アイスの“あ”!」 などなど。
また、子どもの気を引くようなことをいうのもいいです!
 Ex)「ジバニャンが好きなあまのです!」



<手袋シアター>

 

 

 

 

 

 

 

 

カラー軍手にフェルトなどを付けて作成する文化財です。
ちょっとした空き時間などで実践することができるので、演じる場面は様々!

・キャベツの中から
・くいしんぼうのおばけ
を演じてくれました。
子どもは、先生の真似をして手遊びをしたり、一緒に歌ったり、

クイズに答えたりしてくれるので、楽しく遊びながら行うことができます。

演じ際のポイント
ゆっくりはっきり話す
・反応を見ながら話す速度を変える
動きを大きくする
表情豊かに



<エプロンシアター>

 

 

 

 

 

 

 

 

胸当て式のエプロンを舞台に見立てて繰り広げられるシアターです。

エプロンシアターには4つの特徴があります。
演じ手が見えている
演じ手そのものが物語である
・ポケットをはじめとした仕掛けがある
・1つの作品を繰り返し演じることができる

作成にはすごく手間がかかりますが、その分子どもたちの反応は大きいです!!
自分の好きな物語を作ってみるのもいいかもしれませんね(^.^)



<パネルシアター>

 

 

 

 

 

 

 

パネルシアターを始めてみる学生も多かったようで、

仕組みについて疑問を持った方も多かったようです。
たくさん作っておけば、様々な場面で使用することができるので、

時間を見つけて作成していきましょう。

色塗りのポイント
・隣り合わせの部分を続けて塗ると色がにじんでしまうので、しっかりと乾いてから色を塗る
薄い色を塗ってから濃い色を塗るといい

演じる際のポイント
大きくゆっくりと演じる
・反応を見ながら演じ方を工夫する

今回は「うさぎのダンス」のパネルシアターを演じてくれました。
細かい仕掛けがたくさんあって、見ていてとても楽しかったですね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 


文化財プロジェクトでは、文化財作成に加えて、教材研究主活動の提案なども行うそうです。
今後、様々な取り組みを行っていくそうなので、興味のある方は声を掛けてみて下さい♪

 



実習では、必ずと言っていいほど文化財を使用します。
「全然使わなかったよー^^」という人もいましたが…それはほんの少数です。
中には実習中に時間を見つけて作ったという人もいましたが、

日誌を書いて指導案を作ってとなると、時間を確保するのは大変です(-д-;)

なるべく早い段階から作成しておくことをオススメします!

それではこのあたりで!
最後まで読んでいただきありがとうございました(*・▽・)ノ"