平成27年10月1日 2年生実習指導

こんにちは(^^

今回は社会福祉法人清香会統括園長の大江恵子先生をお招きし、

「魅力ある保育士になるために」というテーマで講義をしていただきました。

 

 

大江先生は、関東に6つの園を運営しており、新しく開園する保育園のために、現在も奮闘中だそうです!!

 

 

さて、いきなりですが…

皆さんは、自分の将来についてきちんと考えていますか?

また、その将来はどのように思い描いていますか?

大学卒業後の進路、結婚や子育てについてなど、どれほど具体的に考えているでしょうか?

 

これから先に思い描く未来で、一番初めに決断すべき選択は

おそらく就職や進路についてだと思います。

その時の選択、はこの先40数年間もの人生を大きく左右します。

 

この重要な選択が自分にとってベストなものとなるよう、

一緒に考えていきましょう(*’’)

 

それでは、大江先生の講義のスタートです!!!

 

まず、始めに、「どんな時に心が満たされると感じるか?」について、それぞれ考えてみました。

「食べ物を食べている時」

「友達と遊んでいる時」

「レポートに追い込まれてない時」

「寝ている時」

 

などの意見が挙げられました。

 

次に「仕事とは何か?」についても考えてみました。

「生きるためにしなければならないもの」

「責任がついてくるもの」

「家族を養うため」

 

こちらの問いも様々な意見が挙げられました。

 

 

この、「どんな時に心が満たされるか」と「仕事とは何か」という上記の2つの問い…

なぜこの2つの問いが提示されたと思いますか?

実はこの2つの問いは全く違うものに思えて、とても密接につながっているものなのです。

 

どういうことかというと…

誰かに喜ばれるようなことをするのが仕事です。

仕事に取り組む中で、誰かに喜ばれるよう努力することが自分の成長につながり、

それが結果として自分の幸せにもつながります。

つまり、仕事をすることで、最終的に自分の心が満たされるのです

 

 

また、仕事について語られるとき、「楽しい」や「喜び」といった言葉が使われますが、

この二つの言葉の意味は、同じように思えて異なるものであるそうです。

 

「楽しい」という感情は、自分自身がわくわくして生まれるものであるのに対して、

「喜び」は誰かのために何かができた、誰かに喜んでもらえたという実感があることで生まれる感情です。

「喜び」の感情は、そこに他者が存在しているという点で「楽しい」という感情よりもさらに充実したものとなります。【喜び > 楽しみ

仕事を考えた時には、この喜びを感じることができるよう、仕事ときちんと向き合うことが大切だと、大江先生は教えてくださいました。

そして、将来仕事を頑張っていくためにも、今一生懸命勉強に取り組むことが必要であるそうです。

小学校や中学校、高校時代と何のために勉強しているのだろう、と皆さんも考えたことはあると思います。

一見、将来には直結することのないような数学での計算、古文・漢文の勉強も、実は取り組む中で、忍耐力を身に付けるトレーニングになっており、将来につながる大切な過程であったのです。

つまり、今の頑張りも、将来への投資になるということなのです!!

将来のために何ができるのかまだわからないという人でも、

今取り組むべきことを一生懸命に取り組んでいるのなら、それは将来にきちんとつながっているのです!!

 

 

 

さて、ここで、話は変わりますが…

現在の中高生の意識調査のアンケート結果を見ていきましょう。

以下の数値は質問に対して「はい」と答えた人の割合です。

 

①親を尊敬している…25%

②先生を尊敬している…21%

③自分が大切・誇りを持っている…35%

 

大江先生はこの数値の低さにがっかりしたといいます。

親も先生も尊敬できず、自分自身も誇りに思えない、今の状況が続けば…

日本は滅びてしまうかもしれません。

大げさと感じるかもしれませんが、誰かを尊敬し、自分自身を誇りに思うことはそれほど重要なことなのです。

 

また、こんなアンケート結果もあります。

 

④自分をダメ人間だと思う…66%

⑤夢がある…51%

 

自分への評価がとても低い人が多いですね…

その結果、こんなにも将来の夢が持てなくなっているのです。

 

皆さんは、自分をどのように評価しているでしょうか?

ダメ人間とは思わないけれど…できる人間だとも思っていない…

そんな人も多いのではないでしょうか?

 

でも、そんなふうに思う必要はないのです!!

私たちの潜在能力は自分自身が思っている3万倍もあるのだそうです!!

 

この数字には、学生も「えーーーーーー!?(o)」という驚きの声をあげました。

では、なぜ、私たちは本来の力を発揮できていないのでしょうか?

 

それは、多くの人が6歳までに自己についての思い込みをするからです。

乳幼児期に親や、周囲の大人のマイナスな言葉をかけられることによって、人はその言葉が事実であると思い込んでしまうのです。

そして、その思い込みが今の自己像を作り上げているのです。

 

「潜在能力があっても6歳までに決まってしまうなら、

もう自分を変えることなんて無理じゃん…(´・ω・`)

と思った、そこのあなた!!!!

 

この思い込みは一生続くわけではありません。

今からでも書き換えることができるのです!!!!!

 

この思い込みを書き換える方法はとってもシンプル!

前向きな言葉を口に出すようにし、行動を変えることです!

そうすることで、今まで自分自身が思い込んでいた自己像から脱却し、新しい自分へと変わることができるのです。

「自分には無限の可能性があり、素晴らしい人間である」と認識することが重要です。

 

 

今回の大江先生の講義では、自分を信じることの大切さを教えていただきました。

自分を信じることで、未来は変えていけるのだとこの講義を受けて感じることができたのは、大江先生の自分の夢を成し遂げたいという熱い思いがあったからだと感じました。

自分を信じることには、自分自身の将来のビジョンとそれに対する熱い気持ちが必要なのかもしれませんね( `―´)

 

最後に…

「あなたは自分の可能性を信じていますか?」

 

信じていないとは言わせません!!前向きな発言からですよ(^^)/

なんといっても潜在能力は3万倍ですからね!!

この無限の可能性をもっともっと広げていけるよう、

これからも日々邁進していきましょう!

 

以上、ぴよねっと2年の村上香純、澤田陸、伊藤春夫、佐藤大樹でした。

ありがとうございました(*^^*)