平成27年10月17日 保育所実習報告会

1017日 保育所実習報告会

こんにちは!!!!

保育所実習を終えた3年生による保育所実習報告会が行われました!!

この報告会では、3年生が保育実習で経験したことを、事後指導時の様々なセッションを通してまとめ上げ、【ポスターセッション】という形態で行われました。

また、ポスター前には先輩たちの努力の結晶である、実習で使用した教材や文化財、指導案等も展示されました。


ここで、ポスターセッションについてですが、

ポスターセッションとは・・・壁またはホワイトボードなどに,図表や文章を書いたポスター(今回はA4の用紙を10枚から20枚程度作成して,並べていました)を張り出し、来観者が発表者の報告の前に来るたびに、適宜説明を行うという報告形式です。

 

ポスターセッションをするメリットは、

1、報告者と聞き手の距離が近く,気軽に質問しやすい。

2、少人数かつ時間の制約が遙かに緩いので,議論を発展させやすい。

3、セッション時間以外でもポスターを貼りだしておけば,続けて見ることが出来るし,自由に報告者を見つけて説明してもらうこともできる。

などがあります!!!!

 

保育士課程の3年生の先輩は、この報告会を行うにあたって、実習の振り返りの一環として行った“ワールドカフェ”の成果と、事前に与えられたテーマについて実習中に観察し記録した実習課題を元に、4人のメンバーで話し合い、そしてポスターを制作しました。

<ポスター構成>

   基本情報

   保育実習で「いいなあ、すごいなあ」と思ったエピソード

   実習時に見た【プラスの評価】

   子ども理解【共感的理解】

   責任実習で得た教訓

   実習前に取り組んで成功したこと

   失敗から学んで次に生かしたこと

   後輩へのアドバイス

熱い保育への思いを先輩には語っていただきました!!!!

そして、発表者である3年生は、社会福祉学科、子ども教育学科が混在する34のグループが奇数、偶数に別れ、都合2回ポスターの前で発表を行いました。

 

たくさんあるグループの中から自分が聞きたいと思うものを選抜し、各々の学生が主体的に発表を聞きました。自分のものにできるよう、学生は懸命にメモを取りながら発表を聞いていました。

その中でも特に印象に残った事例をご紹介します。

おやつの時間にビスケットを黙々と砕くTくん。私だったら「汚いからね~」のような声掛けを行い、やめさせてしまうが、実習先に保育者は「Tくんお料理してるんだね~」というプラスの評価を行ったという。

 

また、実習を経験したからこその、「実習中の体調管理には気を付けたほうがいいよ」「文化財はたくさん用意するに越したことがないよ~」「実習日誌の書き方のコツはね~」などリアルなアドバイスを聞くことができ、保育所実習に向けて、より具体的なイメージを得ることができました。

 

しかし中には、「一日にピアノの曲4曲ずつ覚えさせられたよ~」というつらい経験をした先輩もいたようです。僕は、ピアノがあまり得意ではないので、とても不安になりました!!!

 

今回の保育所実習報告会では、先輩たちのリアルな経験談や日誌、指導案などの資料を実際に見たり聞いたりすることができ、私たち2年生にとってはとても刺激的でいい経験になりました!!!

刻一刻と迫る保育所実習に対して気持ちを高めていくとともに、保育士という夢に向かい一生懸命に取り組む姿にあこがれの思いを持ちました!!!

 

皆さんともに切磋琢磨して頑張っていきましょう!!!

 

以上、ぴよねっと2年伊藤春夫でした!