みなさんこんにちは!4年、澤田と寄松です(^O^)
本日は生憎のお天気の中でしたが、林義仁先生にお越し頂き、
「『しっくりくる未来や働き方』をつくるワークショップ」と題しまして、授業をしていただきました!
まず、林先生は、今私たち4年生が向き合っている「就活」、そしてその先にある「就職」というものに対しての意識に問いかけました。
本題に入る前に・・・
プロ野球の世界においての就職のお話をします。
プロ野球選手を目指し、プロ志望届けを提出した選手は10月のドラフト会議に向けて練習や試合に励み、スカウトにアピールします。そしてドラフト会議で選ばれた選手は晴れてプロ野球の世界に入り、2月のキャンプインからチームメイト達とチームを優勝に導くため共に戦っていきます。
プロ野球の世界では、採用担当者である各チームのスカウト自らが全国を駆け回り、気になる選手の練習や試合を自らの目で見て、将来性があるかどうか、即戦力であるかを判断します。。。
残念ながら、保育界はプロ野球の世界とは違い、私たちが勉強やボランティア、実習をしている様子をスカウト(採用担当者)が見に来ることはありません。
したがって、私たちの努力や強み、やってきたことは自らの言葉や行動でアピールしなければなりません。
そこで私たちは、採用側がどのような人材を求めているのか、どのような視点で私たちを判断しているのかを知っておく必要があります。
今回は、そんな私たちへ向けた、面接についてのお話をして頂きました。
1 採用の傾向を知る
新卒採用とは「今ほしい人材を採用する」ということではありません。
10年後の経営や組織の変革を見据え、『新卒学生にこんな風に育ってほしい』という期待をもとに「求める人材」を決めます。
そのため、まずは企業・法人側の選考の基準と傾向を知ることが大切です。
面接では、なぜ30分程度話しただけで人の評価を決めてしまうのでしょうか?
採用面接で何が評価されるのか、知りたいと思いませんか?
では、ここで、みなさんに質問です。
「明るさ・社交性」、「真面目さ」、「落ち着き」、「頭の良さ」
みなさんはこの4つの中で面接ではどこが評価されていると思いますか?
(澤田:明るさ・社交性と真面目さかな~・・・)
気になる結果は・・・
「明るさ・社交性」「落ち着き」が高評価、らしいのです!
真面目さ、頭の良さが低評価な理由は・・・
「真面目さ」は、外見上の清潔感で判断します。就活生は同じような服装・外見をしていることから違いを見いだすことは難しいのです。
「頭の良さ」は、ある程度のレベルを満たしていれば、それ以上の評価がされません。また、応募者が回答を準備して臨むことが多いため、説明の的確さや論理性の差が現れにくいそうです。
そのため、面接という緊張しやすい場面でも情緒が安定しているか(落ち着いている自分を見せれるか)、そしてその場面で明るさや積極性などの自己アピールをすることができているかどうか、を判断しています。
そのため、面接では、「明るさ・社交性」と「落ち着き」が評価されるのです!
また、みなさんは面接で面接官の主観は評価に影響されるのか考えたことはあるでしょうか?
面接では、面接官との相性、ではなく、「組織との相性」を重視した評価をします。