平成29年7月15日(土)
TFU 保育キャリアデザインセミナー in SUMMER
こんにちは~!
本日の記事は、ぴよねっと3年の小松(´―`)が担当いたします!
さて今回は、超超超!豪華!な
「TFU 保育キャリアデザインセミナー
in SUMMER」
についての記事でございます!!(ぱちぱちぱち)
今回はこのセミナーを第1部、第2部に分けてお送りいたします!
それではまず第1部、いってみよ(´―`)ノ
第1部では、「ミシュラン・プロジェクト2017」の先輩方の研究発表をお聞きしました!
「ミシュラン・プロジェクト」とは、
TFU保育士課程全員の幸せな就職のために活動しているプロジェクトです
そのプロジェクトの先輩方が「TFU保育 就活ガイドライン2016」に基づき、
フェーズⅠ:現場で活躍する先輩へのアプローチ
を実際に実施した結果を発表してくださいました!
近年、「保育士の早期離職」が問題になっています
原因を大きく3つに分けると…
①労働時間の長さ
②賃金の低さ
③職場内の人間関係
と、このように分けられます
(´―`){なるほど~確かに保育士のイメージってこんな感じ…
実際に、卒業後と同じ職場で勤務している保育者は、
卒業後2年目で76%
卒業後6年目で46.1%
※『社団法人全国保育士養成協議会(2009)「指定保育士養成施設卒業生の卒後の動向及び業務の実態に関する調査」報告書Ⅰ』より
と、卒業後6年で半分以上が職場を変えているのですね…
しかし!
TFU保育士課程の先輩は、
卒業後7年目で82.7%の保育者が
卒業後も同じ職場で勤務し続けているんです!
(´―`){どうしてTFU保育士課程の先輩は、長く勤務し続けたいと思えるのかな~??
みなさんもそう思いませんか??
インタビューの結果、ミシュラン・プロジェクトが見つけた共通点は…
「人間関係の良さ」です!
(´―`){ほう、例え労働時間が長くても、例え賃金が安くても、人間関係が良ければ長く続けていきたいと思える、ということか~
人間関係を上手に築いていくことは、
長く働き続ける上で重要なポイントであると言えそうですね!
しかし、こんなケースもあります
Aさん:「人間関係はいいけど、10年後も働き続けたいとは思わない…」
(´―`;){ええ、人間関係がいいのにどうして??(汗)
この先輩は、他の保育士と人間関係をうまく築けてはいるものの、
「保育観の違い」
に悩んでいるのでした…
個々の性格の相性などの「個人的な意味での人間関係」だけでなく、
保育への価値観や専門性が共有し合える「保育専門職としての人間関係」が築けていること
が最も望ましい人間関係と言えそうですね!
ミシュラン・プロジェクトは、このような人間関係を築ける保育者を
『「人間性を含んだ専門性」を持つ保育者』と名付けました
そして、『「人間性を含んだ専門性」を持つ保育者』によって行われる
「語り合い」へ焦点を当ててみることにしました
職場の満足度が高い保育所では
・休憩中は必ず話をしている
・自分が担当するクラス以外の子どものことについても職員間で共有しあっている
・常に子どもの話題が中心で語り合いをしている
・子どもの素敵だったことや、面白い話や悩みも相談している
と、このような語り合いが日々行われています
会議・研修などでは、
・一方通行の報告会ではなく、双方向の会議
・職員全体に丁寧に還元され、学びが共有化される研修
つまり、園全体で繰り返し語り合いを行っている園は、
質の高い保育を追い求めていこうとしている
と言えそうですね
でも、語り合いが多いところだけが質の高い保育を行っている園とは言えません
①子どもと保育者との関わり
→一見マイナスに見える行動に対してどのように関わっているか
②環境構成
→保育者がなぜ、そこに、そのように、環境構成をしているのか
そこにどのような意図やねらいがあるのか
③遊びや生活場面からの子ども達の様子
→子どもが自発的に遊んでいるかどうか
が、保育の質を見極める上で重要になってきます
実際に園に行ってみて、これらを中心に捉えていけば、
質の高い保育が行われているかどうか、見極めていくことが出来そうですね!
(´―`){じゃあ、どうやって園を選べばいいの??
ここでまたインタビューに戻ります!
Mさん:「ホームページに書いてあることは良いことのみの場合も…
実際に現場で働いている先輩に聞くのが一番!」
Aさん:「口コミを調べたり、先輩に聞いたり、先輩の友達へと芋づる方式に紹介していただいたり…」
やっぱり一番有力な園の選び方は、
「実際に働いている先輩にお話しを聞く」ということのようですね
(´―`){よーし、先輩に聞いて理想の園を見つけるぞ~
…と言いたいところですが、
理想の園を見つけても、その園から採用していただかなければ、意味がありません
自分自身が理想とする園から求められる人材にならなければならないのです…!
そのためにも、常に「質に高い保育とは何か」追求し続ける必要があるのですね!
(´―`){毎日勉強ってことダナ
そして、最後に、
①学生のうちにやっておけばよかったこと
②学生のうちにやっておいてよかったこと
についてのインタビュー結果を見てみましょう!
Bさん:「ピアノや手遊びなどの引き出しはやっぱり大切!」
Sさん:「成長・発達過程のことをもっと頭に入れておけばよかった…」
Mさん:「自分の言葉で人と話せるように訓練しておくこと!」
Bさん:「保育の構造の質(制度のこと)を勉強しておけばよかった…」
Mさん:「本を読む習慣、もっと知ろうとする姿勢、あとは、挨拶や礼儀などの人として常識的な部分を身につけることが出来ていた!
Kさん:「時間を守ることやマナーなど、当たり前のことを当たり前にやれること!」
Iさん:「書類作成や時間を守ることなどが自然に身についていること!」
このように現場で活躍されている先輩にも、
やっておけばよかったと思うことはあるようです
また、保育士課程の先生方からのご指導が、
今になってとても役に立っているという声も多くありました!
今の学びを、「やってよかった」と思える日が確実にくるということではないでしょうか!
今学生のうちに出来ること・やるべきことを積極的にやっていきましょう( `―´)ノ
さて!これで第1部終了です!
第2部はぴよねっと3年男子にバトンタッチいたします!
(´―`){よかったら次も読んでね~
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!